加工事例
複雑形状を3軸加工で実現することで精度ブレを抑えたアルミ加工品
加工のポイント
複雑な形状をしたアルミ加工品です。
円筒に三方向(120度ずつ角度を変える)から掘り込みを行い、さらにそこから筒形の突起をつけており難度の高い形状になっています。
5軸加工機でなければ難しいような形状を3軸加工機で実現しています。
3軸加工機を用いることで、5軸加工よりも軸数が少ない分、精度のブレが少なくなります。
(軸数が増えるほど加工のズレは積み重なりやすくなります)
一見すると複雑な形状の製品も、加工条件や段取りの工夫によって3軸加工で対応可能な場合がほとんどです。
形状に適した加工手段を選択することで、より高精度な加工を行うことができます。
スペック情報
- 材質
アルミ(A5052)
- 対応ロット数
2~3個